気がついたらファンがついてた話

私は学生時代ホルンという金管楽器に熱中していました。ベルという音が出る箇所が後ろを向いていてそんなに目立つ楽器ではないし、有名な楽器でもありません。
しかしある日コンサートを終えると、SNSにてフォロー通知がたくさん来ていました。しかも皆女の子でウキウキしました。いざ承認してみればメッセージが送られて来て、その内容はどれも私を褒めるようなものでした。
さぞかし気分は良かったですが、まだSNSの中だけの人気物。現実では話しかけてくる人はいませんでした。
そこで私は今まで以上に努力を積み重ね、ついに実際に面と向かって挨拶してもらえる実力になりました。
コンサート会場で女の子に囲まれる優越感はとてつもないものでした。
引退した今でもファン達は健在しており、遊びに出かけたりもしています。
学生時代頑張ったおかげで今の生活がある、というと大げさですが、おそらく私の人生の中で1番輝いていたのは学生時代ですね。

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